この後、織田信長と石山本願寺の間に11年におよぶ戦が始まり、玉造、森之宮もその渦中にあります。そして1586年、豊臣秀吉によって石山本願寺の跡地に大坂城が築城されます。完成まで3年半の歳月をかけた、初期大坂城は本丸を内堀が囲い、この内堀の外郭を二の丸として、追手口、京橋口、青屋口、玉造口と4つの出口をもうけ、それをさらに東に猫間川、西に東横堀川、北に大川(旧淀川)と寝屋川を、そして南は空堀をもって防御の備えとする壮大な城でした。
▲現在の大阪城
大阪城近辺
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